物件探しのお手伝いからリフォームまで
子どもが小学生になるまでに、定住の地が欲しいと土地などを探していました。
伯耆町〜米子市内の土地を探していたのですが、分譲地は土地が狭く隣の家との距離が近いので、予算と比べなかなか良い条件の場所がありませんでした。
そこへ、クローバーハウスさんから中古物件の案内がありました。「中古住宅?」と最初は二の足を踏みましたが、実際に行ってみると小学校も近く、土地も広く申し分ない物件でした。
家主の方と調整頂き、購入に至るまで親身に相談に乗って頂きました。
クローバーハウスさんで気に入っているところは、何といっても「セルローズファイバー断熱材 ダンパック」です。
以前購入した家は、吹付断熱の高気密高断熱の家でした。当時、グラスウールの断熱材は経年劣化でずり落ちたり固化するので良くない。それに比べ、吹付断熱は画期的な断熱材として紹介されました。寒いのが苦手だったので、「やっと暖かい家に住める!」とワクワクしていたのですが、実際住んでみると「高気密高断熱」といってもピンキリであると思い知りました。
吹付の断熱材を使用し、24時間エアコンで温度を管理するというシステムの家だったので、屋外よりは暖かい(夏は涼しい)のですが、過乾燥になるので、冬場の体感温度がとても低いのです。常に加湿器をつけたり、洗濯物を干したりして湿度調整をしていましたが、それでも乾燥するので、風邪をひきやすくなり、とても健康的な家ではありませんでした。
そして、何より不快だったのは断熱材のせいで、音が反響してしまう事です。1階の音が2階にも響くので、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいました。最初に、「音は少し響くが、外の音は入ってこない」との説明はありました。しかし、無知であったため「音より暖かさ!」と、気密性を重視して選んだのです。しかし、生活音がこんなにも不快なものだったとは・・・住んでみて始めて知ることになりました。
その経験があったので、ダンパックで作られた実験箱の中に防犯ブザーを入れる実験を見せて頂いたときには、その吸音性に驚き、「ぜひこの断熱材を使った家に住みたい!」と切に思うようになりました。
そのまま住める程の状態の良い中古だったのですが、どうしてもダンパックを使って欲しくて大改造を行いました。ダンパックは、宣伝文句通りの効果を発揮してくれ、結露知らず、乾燥知らず、虫知らずで4年経った今でもとても満足しています。ただ、音が聞こえないので、「ご飯できたよ」と大きな声を張り上げても家族が集まってくれないので、呼び出しフォンを使わないといけない事が不便といえば不便です。
【ダンパックの宣伝文句】
○高い断熱効果、優れた耐火性能
○結露防止
○優れた吸音効果
○優れた撥水性
○防虫・防カビ
大きく改造したところを抜粋します。
【2階】
熱効率が悪いバルコニーを撤去してもらい、ドアだった部分を壁にして、小さい窓を付けてもらいました。断熱効果が高い窓に変更した事で、夏の暑い日も涼しく過ごせるようになりました。
壁をくりぬいて、ウオークインクローゼットにしてもらいました。
通り抜けが出来ることで使い勝手が良く、衣装棚も希望通りの仕上がりになりました。
【玄関・階段】
引き扉だった玄関を、使い勝手の良い横引きの扉にしてもらいました。明るく、出入りしやすい玄関になりました。正面の作り棚は、大工さんにお願いしてつけてもらいました。
階段のアプローチを変更し、玄関からの冷気が二階に上がらないようにしてもらいました。手すりもつけてもらったので、明るく安全な階段になりました。
【トイレ】
元々は狭いトイレだった場所を移動して、1畳ほどのトイレにしてもらいました。
取っ手も改造して、出入りしやすいようにしてもらいました。トイレが広いと、子育て中もこれから年を取ってからも便利なので、気に入っています。
【事務所】
和6畳半と和6畳、庭に出るための廊下という作りだった部屋を、洋1室にして、自営業の主人の事務所にしてもらいました。掃き出しの窓を壁にしたり、床を張り替えたりと、大掛かりな改造した部屋なので、ダンパックを沢山入れてもらうことが出来ました。他の部屋とのエアコンの効きの違いに今でも驚かされます。
【キッチン・お風呂】
キッチン・お風呂・洗面台は、松江のメーカーさんにクローバーハウスさんと一緒に選びに行きました。実際の商品が展示してあるので、カタログでは分かり難い手触りなどが知れて一番気に入ったものが購入出来て大満足です。家事の動線も、リフォームで出来る限り有効にしてもらいました。キッチンと後ろの棚の幅を広めにとってもらったので、子どもと一緒に料理を作ったりと楽しい時間を過ごしています。
【庭・門・物干し】
以前住んでいた方は、車を持たない方だったので、ぐるり門で囲まれた池のある和風の庭でした。和風の庭を無くすのは勿体ない気もしましたが、車がないと生活できないので駐車場に改造してもらいました。半洋風の庭になり、車も2台停められるようになりました。
なるべく洗濯物は干したい派なので、物干し台はとても気に入っています。
物干しスペースの屋根を広くとってもらったので、乾燥機を置けるように工夫してもらいました。帰宅してから洗濯物を干して畳むまでのゴールデン動線になり満足しています。
物干しを作るとき、「コンクリは多めがいい」と助言を頂きました。少し多めに張ってもらったお陰で、草取りの手間が減っただけでなく、子どもの遊び場としても活躍しています。
「こうしたい」「ああしたい」というお願いを出来る限り取入れてもらって、新築同様の満足行く家になりました。ありがとうございました。
【米子市 H様】
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